2023/05/31
ようやく娘と日程が合い、遅ればせながら『ラファエル前派展』
観てきました。
中学の頃、初めて観て、虜になり、それ以来ずーっと好物なのです。
ラファエル前派の絵画は。。
特に好きな画家さんは、レイトン。
そして、ワッツ。
今回観た中で、個人的に好きだな~~~と思ったのは、
『祈りの後のマデライン』と『聖セシリア』
娘は、ミレイの描いた『ブラック・ブランズウィッカーズの兵士』
という絵の、女性のドレスをべた褒めしていました。
(折って畳んでおいてついた皺が、着ているドレスに描かれて
いるのです。。おおおーーーー)
ワッツの『希望』のためのスケッチもありました。
この『希望』という絵。
ラファエル前派が好きになった!きっかけの一枚でもあります。
が、私が一番最初に観て、感銘を受けたのは
素描の『希望』でした。(下のもの)
凄く気に入って、十代のころからずーっと飾ってあったので、
部屋の絵はかなり劣化していますが。。
で、その何年後かに、完成版をみました。(完成版)
それはそれは、物凄く期待をして観に行ったのです。
が、不思議なことに、完成版では、素描の時のような
衝撃が起きなかったのです。
素描ほど、共鳴しなかったのでした。
で、今回の展覧会のスケッチ(これは、会場で実物観てください)
もみて、これで3枚目『希望』を見たわけなのですが・・・
うーーーーーん。。。。
という感じでした。
何故だろう。
美しいはずなのに。
アートは、美しさや、完成度では、なく、
その作品のエネルギーと共鳴したかどうか・・・なのかもなぁぁぁと
思ったのでした。
やっぱり、自分の部屋に飾ってある素描が好きかな(笑)
でも、どれも素晴らしい作品ばかりです。
3月までやってますので、是非観に行ってみてくださいませ。